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※翻訳が不十分な場合があります。
焼物の作品は普通に使っている範囲では劣化して使えなくなるというのはほぼないと思います。ぶつけて欠ける、落として割れるといったことを除けば一生ものです。たとえ割れてしまっても金継ぎ等で修復もできます。
ただ、いざ買う時に気を付けていただきたい事もあります。それは陶器(磁器は別)には吸水性があるという点です。土によっては水漏れするものもあります。とは言っても入れた瞬間漏れるとかではなく、じわじわとなので一日置いておくと、ちょっと濡れてる?位な感じです。これは土の性質上仕方ないことなのです。普通に使う分には全く問題ないと思います。
気になるのであれば作家本人に聞くのが一番いいです。食器用水止め剤を塗布して防水している方もいると思います。
でもその弱点を逆手に取り、経年変化を楽しむという方法もあります。貫入に色が入り侘びていく雰囲気はシブい陶器と相性抜群です。
「器を育てる」なんて言い方もしますが、器を楽しむ要素の一つだと思います。
ですが気にする方もいると思うので陶器取扱注意文を載せておきたいと思います。
磁器以外の陶器は全般的に吸水性の高いものです。事前に以下のお手入れをすると色染みの進行が比較的ゆっくりとなります。
1.底のザラツキが気になったら、目の細かいペーパーで磨って滑らかにしてください。テーブル等キズの原因になります。
2.一番初めにお使いになる前に軽く水で洗った後、一晩水につけておくか、十分な大きさの鍋に入れ水から火にかけ、あれば米ぬか一握りまたは米のとぎ汁を入れて15分ほど煮沸しそのまま一晩おいてください。そうすることで目が詰まり染み込みが少なくなります。
3.収納する際は十分に乾かしてください。カビの原因となります。特に梅雨時期はご注意ください。
4.保存容器としての使用、水を入れたまま放置することはおやめください。水漏れの原因になります。
事前にお手入れをしていても、乾燥した状態でいきなり油物や色の濃い食べ物を盛りつけると、シミの原因になります。毎日お使いになる前に10分程度水に浸してからお使いになることをお勧めします。
使い終わった後は長時間水に浸したままにせず、できるだけ早く洗ってください。
洗い終わった後は完全に乾かしてからしまってください。水分を持ったままですとカビの原因になります。
手入れがめんどくさくて、、、という意見をたまに聞きます。
販売の際「取扱注意」は同梱していますが、自分では上記したような一般的に言われている陶器の取扱注意のような手入れはあまりしたことがありません。
強いて言うならカビが生えるのは嫌なので、完全に乾燥する前にしまい込む事はしないくらいでしょうか。
使っていれば使用感は遅かれ早かれ出てきますし、手入れがめんどくさくて使わなくなってしまうくらいなら、気にせず、しまい込まずにガンガン使っていただきたいです。
せっかく興味を持った器、使わないなんてもったいない。気に入った器を使って食べるご飯はより美味しいです。
個人的な意見ですが食生活を楽しんでいただけたら嬉しいです。